十数年前マジックマッシュルームを吸いそうになった時の話
- 2019.07.18
- 薬物
十数年前のある日の話をしておこう。個人で行われたある行事に出席した時の話だ。
現地へ
2日かけていろいろなバンドやパフォーマー達が歌い、踊りを繰り返すまさにクラブ状態の様な光景を野外で行うという事で参加をしに行った。
それに参加する為1日目の昼過ぎに仲間7,8人と車2台で現地に向かった。
現地では既にライブ音が鳴り響いていた。
近くの駐車スペース(といっても砂浜)に車を停め、後ろの荷台からテントや必要な道具を下ろした。
海の近くの砂浜で1泊の為、みんなで音楽を聴きながら、時に踊りながらゆっくりペースでテントを張った。
その後は各自での荷物をテントに投げ入れ早めの夜食の準備を行った。
なんせ聴きながら踊りながらの準備なので全員もたついていた。
一曲まるまる仲間と踊って準備の続きをやる者。
テントで一休みする者。
外で仲間との話に夢中になりなかなか作業が進まない者。
多種多様だ。
その日の夜
そんな自由気ままな8人でもゆったりではあったがようやく夜飯が出来上がった。
あたりは既に真っ暗ではあったが。
その時ライトが会場全体を照らし出した。
夜の部の始まりだ。
早めにご飯を済ませ、総勢200はいるだろうか?
1泊なので時間を気にせず踊れるから嬉しいのか、ぞろぞろと集まりステージに立って歌う曲に合わせ踊っていた。
自分もステージに参加した事もあったが、ここでは省いておこう。
さて、夜も更けて1時頃だろうか。
鳴り響いた激しい音楽は一転し落ち着いた音楽となった。
みながぞろぞろとテント内にもどっていく。
仲間もついで戻ってきた。そこからはもはやパーティーだ。
おつまみを出し、ビールやカクテル、酒なんぞを飲み干す。
自分もその頃はよく飲んでいたので飲みまくり。
酔いつぶれて寝る者もいれば飲み過ぎて砂浜で吐いてしまう者もいた。
そしてアレが出てきた
気分がよくなってかは知らないが、一人の仲間がチョット違ったタバコを取り出した。
「みんなも吸うか?」
という。
タバコを吸う者は多かったのでみなは自分のタバコがあるので勿論遠慮した。
が、様子がおかしい。
「普通のタバコじゃない」
そう言うのだ。
みなは感づいたのか、わからないが「頂戴!」と言っていた。
自分も感づいた。が、それに手を出す恐怖が優っていた。
「もらいなよ! 楽しくなるよ~!」
「これは大丈夫なやつだよ~」
仲間が誘う。とめどなく誘う。
「これいいよ~。吸いなよ。合法だから~。」
また誘う。
自分「いらねえよ。匂いキツイからに外に出とくゎ」
アレの経緯と特徴
それはMM(マジックマッシュルーム)であった。
幻覚キノコといえばいいだろうか?
2002年に違法となったが、昔は合法であった。
伊藤英明がそれを使用していてコンビニでパニックになった事件をご存知だろうか?有名だと思うのだが。
実際どうなるのか?というと感覚が敏感になったりするのだとか。
ハイテンションになるのは当然と言っていた。
そしてクールダウン…
それからはもはや楽しむ余裕はなかった。
なんせそのテンションについていけるわけもなかったからだ。
つまみはこぼす、酒類もこぼす。散乱し放題である。
その日落ち着いて寝る事も出来なかった。
翌朝、早めの帰路についたのは云うまでもない。
まとめ
合法だろうが違法だろうが、危険な薬物に変わりはない。
それは現在も多様にあると思う。
だが、それでハイテンションになるぐらいなら酒をめいっぱい飲んで外で吐いている仲間みたいになる方がまだマシだ。
トリップだかトラップだか知らないが、そんなキノコの煙草を二度と目の前に出してくれるな!
とそう心に思うりのっぴでした。
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