イラストACにてイラストも公開中。まずはここのブログでチェック!!欲しいイラストがあれば無料でダウンロード出来ますのでDownloadへGo!

Adobe Acrobatで色を簡単に一括置換する方法

Adobe Acrobatで色を簡単に一括置換する方法

前書き

Adobe Acrobat DC var2019.010.20069にて、ようやくやり方を発見したのでメモがてら。

旧バージョンでもできるのか、わかりませんので、あしからず。

まず、最初に、この様なエクセルデータをPDFに書き出し、赤の色をM100に変換したいという場合なら可能という事です。

Step1 PDFデータを用意

まずはPDFに変換しないといけませんので、エクセルデータを開き、AdobePDFで書き出し。

書き出したPDFデータは下記の変換を行う際、カラー変換のミスすると元に戻せないので、元のpdfを事前にコピーしておいてて下さい。

準備ができたらそのPDFデータをAdobe Acrobatにて開きます。

PDFデータがRGBの場合はCMYK変換をしてください。(変換の仕方については省略)

Step2 Acrobatにてプリフライトの設定

CMYKのPDFデータの準備が出来たらプリフライトをクリック。

上にある▼をクリックし、【プリプレス、カラーおよび透明】を選択。

次に虫眼鏡の右のアイコンをクリック。

ずらーーーっといっぱいでてくるので、カラースペース、特色、インキ欄にあるものだったらなんでもいいのでコピー。

編集をクリックしたら、左上の名前フィクスアップのタイプ色をマッピングにしてOKをクリック。

以上です。

追記:2019/09/10
特色として作成にチェックが通常入っていますが、あえてそのままにしてあります。色変換の際にミスしている可能性もあるので(どうしても、という方はチェックを外せば特色にはなりません

使用の仕方も単純でやり方としては最初に出力プレビューで色を変換する色を確認、数値を覚えておきます。(メモを取るなどしておくと良い)

Step3 プリフライトの実行:CMYKの値を間違えない様に最終チェック!

次にフィクスアップをクリックすると画面が出るので、下記のように入力。(落書きが汚いのは気にしないでw)

上からCMYKになっているので変換する色を入力、許容値は0。

追記:2019/09/10
※上の画像はvar2019.010.20069
表記です。
 var2019.012.20040ではカラー値と、変換先カラー値が逆になっていますのでご注意ください。(びっくり)

 

変換数値はMのみ100%と今回はした。特色の名前は適当に。

変換し終わると特色なります。

Step4 特色箇所をCMYKに変換しよう

M100ですが、あくまでも現状はM100の特色なので5色になってしまっています。

追記:2019/09/10
出力プレビューでCMYK
変換の前に特色のみを表示させ、確認しておくことをオススメします。

そこで、さらにフィクスアップを使い、特色をプロセスCMYKに変換してしまいましょう。

同じ項目のプリフライトの中に【すべての特色をCMYKに変換】と言う項目があるので、実行。

するとCMYKの色が変換され特色も入っていないPDFができあがります。

Mはきちんと100%になっているのがわかると思います。

まとめ 一回設定を保存しておけば次回が楽だが、、、

あくまでもシンプルな色の変更しか出来ません。

が、このようなカレンダーには向いていますので、参考がてら挑戦してみてはいかがでしょうか?

他にも色を抜くやり方もございますが、それはまた次回。(いつになることやらw)