累計20万PVを超えて。個人開発ブログが「本気」の構造改革を行った理由
2018年:静かな始まりと、想定外の「20万」
2018年下旬。このブログは誰に知られることもなく、ひっそりと産声を上げました。その後コツコツとやってたものの、適当に投稿してました、しかし2019年2月にちゃんと運営してみようと決意。
当時はまだ、ここが自分にとってこれほどまでに大きな意味を持つ場所になるとは夢にも思っていませんでした。
それから月日は流れ、ふと管理画面の数字を見つめたとき、私は言葉を失いました。
多いか少ないかは別として、8年間で累計PV、197,854回。約20万回もの瞬間、世界のどこかで誰かのブラウザに、私の綴った言葉や、心血を注いで作り上げた作品が表示されていたのです。
この「20万」という数字は、単なるデータの羅列ではありません。
それは、私と見知らぬ誰かの人生が、一瞬でも交差した回数そのものなのです。
「備忘録」が「誰かの救い」に変わった日
最初は、自分自身の失敗や学びを書き留めておくだけの、ごく個人的な「備忘録」に過ぎませんでした。しかし、その中の一つ、Windowsの不具合対策について記した記事が、気づけば2万回以上も読まれる「ヒット記事」へと成長していました。
画面の向こう側で、PCのトラブルに絶望していた誰かが私の記事を見つけ、「助かった」と胸をなでおろす。
そんな光景を想像したとき、私の中に眠っていた「もっと届けたい」「もっと誰かの役に立ちたい」という小さな、けれど消えることのない情熱の火が灯りました。
自分の持っている知識や技術が、自分一人の中だけで完結せず、誰かの「困った」を解決する力になれる。その手応えこそが、私が今日までキーボードを叩き続けてきた、最大の原動力です。
2026年、発信拠点としての「覚悟」
そして、月日は流れ、今、2026年。私はこの場所を、単なる日々の出来事を書き連ねる「日記帳」として終わらせるつもりはありません。このブログは今、一人の「個人開発者」としてのアイデンティティを懸けた、真の発信拠点へと進化を遂げる決意を固めました。
自作のツールやゲーム、そして長年培ってきた技術的なノウハウ。それらをただ並べるのではなく、訪れるすべての人にとって、直感的で、使いやすく、そして何より「面白い」と感じてもらえる場所にしたい。
20万という数字を自信に変え、私は一人のクリエイターとして、この場所から新たな世界を切り拓いていくことを誓います。
なぜ今、メニューを「小分け」にしたのか
最近、当ブログを訪れた方はお気づきかもしれませんが、グローバルメニューを大幅に刷新しました。これまでは「自作ツール」や「自作ゲーム」という大雑把な括りでしたが、現在はマウスを乗せるだけで、その中身がズラリと並ぶようになっています。

なぜ、わざわざ手間をかけて階層構造(サブメニュー)を作ったのか。それは、「読者の時間を1秒でも奪わないため」です。
例えば、事務作業を効率化したい人が「自作ツール」という扉を開け、そこからさらに探し回る手間を省きたかった。
「Excel名前自動変換」や「AI Voice Generator Pro」といった具体的な名前をメニューに掲げることで、必要なツールへ最短ルートで辿り着けるようにしたのです。
「ボロリス」と「RTATower100F」:ゲームに込めた想い
「名前」に命を吹き込む:ジャンル併記という戦略
特に今回、私の中で最も試行錯誤し、魂を込めて調整したのが「自作ゲーム」のカテゴリー項目です。
これまで、メニューにはただ「ボロリス」「RTATower100F」という固有の名称だけを並べていました。しかし、ふと立ち止まって読者の視点に立ったとき、ある残酷な事実に気づいたのです。それは、「作者以外、誰もその名前だけで中身を想像できない」ということ。大手メーカーの新作ならいざ知らず、個人開発のゲームにおいて、タイトルだけでクリックを誘うのは至難の業です。
そこで今回、「役割」と「体験」を一目で伝えるために、あえて括弧書きでジャンル名を併記する形にアップデートしました。
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ボロリス(落ち物パズル)
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RTATower100F(ローグライクRPG)
この数文字を加えるだけで、メニューの持つ意味は劇的に変わります。パズルで脳をリフレッシュしたい人、あるいは歯ごたえのあるRPGの世界に没入したい人が、迷路のようなサイト内を彷徨うことなく、一発で目的の「遊び」に辿り着ける導線を作ることができました。
累計500PVからの挑戦状
現在、私の代表作の一つである「ボロリス」の累計PVは約500PVほどです。20万PVというサイト全体の数字から見れば、まだほんの小さな芽に過ぎません。
しかし、この500という数字は、確実に誰かが私の作った世界に触れ、時間を共有してくれた証でもあります。
今回のメニュー改修は、単なる整理整頓ではありません。
この「500」という数字を、1,000、そして10,000へと押し上げるための「おもてなしの設計」なのです。
「面白いものを作れば見てもらえる」という甘い幻想は捨てました。
良いものを作ったからこそ、それを届けるための「看板」を磨き、読者の指先を優しく導く。この一見地味な「ジャンル併記」という工夫が、これから先、私のゲームを遊んでくれる未来のプレイヤーとの出会いを何倍にも増やしてくれると、確信しています。
雑記を「シンプル」にした戦略的理由
一方で、「雑記」や「小説」のメニューはあえて非常にシンプルにしました。これには明確な理由があります。
私はこのブログを「技術と作品の展示場」にしたいと考えているからです。
雑記は、私の人間味を知ってもらうための「隠し味」です。メインディッシュである自作ツールやゲームを邪魔しないよう、あえてサブ項目は作らず、スッキリとした配置に留めました。
これにより、サイトを訪れた瞬間に「あ、ここは何か面白いものを作っている人の場所だ」という印象を持ってもらえるはずです。
AdSense月1万円という「指標」
正直に言いましょう。今回の改修の先には「収益化」という目標もあります。
AdSenseで月1万円を稼ぐには、月間3万〜5万PVが必要だと言われています。
今の私のペースでは、まだ少し距離があるかもしれません。
しかし、今回の構造改革で「入り口(Windows対策などの人気記事)」から「出口(自作ゲームやツール)」への動線が繋がりました。
検索で訪れた人が、私の作ったツールに触れ、ファンになり、また戻ってきてくれる。このサイクルが回れば、数字は後からついてくると信じています。
おわりに:これからも「作り続ける」ために
準備は整った:ブログという「家」を磨き上げる理由
ブログのデザインやメニューを整えるという作業は、単なる表面上の化粧直しではありません。
それは、大切なお客さんを招くために「家の中を隅々まで掃除し、一番良い食器を並べ、迷わないように案内板を立てる」ような、地道で、しかし最も重要な「おもてなし」の準備です。
これまでの私は、どこか「良いものを作って置いておけば、誰かが見つけてくれるはずだ」という、作り手としての傲慢さに甘えていたのかもしれません。
しかし、累計20万PVという膨大な足跡を改めて見つめ直したとき、その数字の向こう側には、画面越しに解決策を求め、あるいは一時の娯楽を求めてやってきた「一人ひとりの読者」がいることに改めて気づかされました。
その方々に対して、私は最高の状態で作品を差し出せているだろうか。その問いへの答えが、今回の構造改革でした。
誰かの「困った」と、誰かの「退屈」に寄り添うために
これからも、私の指先は止まることはありません。
Windowsの不可解な挙動に頭を抱え、途方に暮れている誰かのために、私は自身の経験を言葉にし、解決の糸口となる記事を書き続けます。
そして、何気ない日常の中で、ふと「何か新しい刺激が欲しい」と願う誰かのために、私は新しいコードを書き、独創的なゲームやツールをこの場所に並べ続けます。
「役に立つ技術記事」という入り口から入った人が、ふと横を見て「こんな面白いゲームもあるのか」と足を止めてくれる。
そんな、技術と遊び心が交差する場所こそが、私の目指すブログの完成形です。
次の20万PV、その先の景色へ
新しくなったメニューは、私から皆さんへの「招待状」です。
そこには、私がこれまでに心血を注いできた「自信作」たちが、ようやくふさわしい居場所を得て、皆さんにクリックされるのを待っています。
2018年から今日まで積み上げてきた20万PVという数字は、単なる過去の記録ではありません。それは、これから始まる新しい挑戦のための、何よりも強固な「糧」であり自信です。
この土台があるからこそ、私はもっと遠くへ、もっと高い場所へ行ける。
次の20万PV。
そしてその先に広がる、まだ見ぬ景色。
新しく生まれ変わったこのブログという家で、皆さんと一緒にその瞬間を分かち合えることを、心から楽しみにしています。
まずはぜひ、新しくなったメニューから、私の「世界」を覗いてみてください。
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