Extract_Images(マルチ画像抽出アプリケーション)
- 2025.09.18
- Extract_Images
- 一括, 取り出す, 抽出, 画像
データからまとめて画像を抜き出したい時ってないですか? そんな時はこのアプリを使用すればあっとゆーまです。是非ご活用下さいませ。ただ自分自身が仕事で楽をしたいがために作っただけですw
「Extract_Images」取扱説明書
本ソフトウェアは、様々なドキュメントファイルに埋め込まれた画像を、簡単かつ一括で取り出すために開発された専門ツールです。この説明書をよくお読みになり、本ツールの強力な機能を最大限にご活用ください。
1. Extract_Imagesとは:概要と主な機能
Extract_Imagesは、日常業務や制作活動で頻繁に遭遇する「ファイルの中から画像だけを取り出したい」というニーズに応えるためのデスクトップアプリケーションです。直感的な操作で、専門的な知識がなくても、誰でも簡単にファイルから画像を“救出”することができます。
【主な機能】
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多様なファイル形式に対応:
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Microsoft Office: Word (.docx), Excel (.xlsx), PowerPoint (.pptx)
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Adobe PDF: .pdf
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Adobe Illustrator: .ai (PDF互換で保存されたファイル)
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一括処理(バッチ処理): 複数のファイルやフォルダを一度に指定し、すべての対象ファイルから画像をまとめて抽出できます。
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フォルダ内の自動検索: 指定したフォルダ内にある対応ファイルを自動で探し出して処理します。サブフォルダの奥深くにあるファイルまで再帰的に検索するオプションも搭載しています。
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画像形式の変換: 抽出した画像の形式を、汎用性の高いJPEGまたはPNG形式に一括で変換して保存できます。背景が透明な画像を扱う際に便利です。
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柔軟な出力先指定: 元のファイルと同じ場所に保存するか、指定した一つのフォルダにすべての抽出画像をまとめて保存するかを選択できます。
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快適なユーザーインターフェース: 処理の進捗がリアルタイムでわかるプログレスバーと詳細なログ表示機能を備えています。また、目に優しいダークモードとライトモードの切り替えにも対応しています。
2. 基本的な使い方
本ソフトウェアの操作は、大きく分けて4つのステップで完了します。
【ステップ1:処理対象の選択】
まず、画像を抽出したいファイルやフォルダを指定します。方法は2つあります。
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ボタンで選択:
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「ファイルを選択」: 特定のファイルだけを選んで処理したい場合にクリックします。複数選択も可能です。
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「フォルダを選択」: 特定のフォルダに含まれるすべての対応ファイルを一括で処理したい場合にクリックします。
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ドラッグ&ドロップ:
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ファイルやフォルダを直接ウィンドウ中央のスペースにドラッグ&ドロップします。これが最も直感的で素早い方法です。
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【ステップ2:各種設定】
次に、どのような条件で画像を抽出・保存するかを設定します。
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対象ファイル形式:
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「Office」「PDF」「Illustrator (.ai)」のチェックボックスで、処理対象とするファイルの種類を選択します。不要な形式のチェックを外すことで、処理速度を向上させることができます。
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出力先の指定:
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「元のファイルと同じ場所に保存」: 抽出した画像は、元のファイルと同じフォルダに (元のファイル名)media という名前の新しいフォルダを作成して保存されます。
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「指定フォルダにまとめて保存」: 「参照…」ボタンから保存先フォルダを一つ指定し、そこへすべての抽出画像をまとめて保存します。複数のファイルから抽出した画像を一つの場所に集めたい場合に便利です。
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詳細設定:
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「サブフォルダ内も検索する」: ステップ1でフォルダを選択した場合に有効なオプションです。チェックを入れると、そのフォルダ内にあるすべてのサブフォルダの奥深くまでファイルを検索しにいきます。
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「画像形式変換」: 抽出した画像の形式を変換したい場合に設定します。「None」は変換なし(元の形式のまま)、「JPEG」「PNG」から選択できます。JPEGはファイルサイズを抑えたい場合、PNGは背景の透明度を維持したい場合に適しています。
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3. 重要な注意点・仕様上の制限
本ソフトウェアを安全かつ快適にご利用いただくため、以下の点にご留意ください。
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パスワードで保護されたファイルについて:
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パスワードで暗号化・保護されているOfficeファイルやPDFファイルにはアクセスできません。これらのファイルは処理ログ上でエラーまたはスキップとして表示されます。事前に保護を解除してからご利用ください。
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Adobe Illustrator (.ai) ファイルの互換性:
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本ツールが対応しているのは、Adobe Illustratorで**「PDF互換ファイルを作成」オプションを有効にして保存された.aiファイルのみ**です。このオプションが無効の場合、ファイル構造がPDFと異なるため、画像を抽出できずにエラーとなります。
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PDF/AIファイル内のベクターオブジェクトについて:
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PDFやAIファイルに含まれるテキスト、線、図形などの「ベクターオブジェクト」は、画像データではないため抽出対象外です。本ツールは、ファイル内に「画像(ビットマップデータ)」として埋め込まれている要素のみを抽出します。
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Officeファイル内の特殊なオブジェクトについて:
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Word文書内に埋め込まれたExcelグラフや、別のドキュメントへのリンクオブジェクト(OLEオブジェクト)などは、純粋な画像ファイルではないため、期待通りに抽出されない場合があります。EMF/WMF形式のベクター画像(図形やSmartArtなど)はPNG形式への変換を試みますが、複雑なオブジェクトは再現性が保証されません。
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設定ファイルの保存場所:
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ウィンドウサイズや各種設定は、ユーザーが再設定する手間を省くため、自動で保存されます。この設定ファイル(settings.json)は、Windowsの標準的な仕様に基づき、ユーザープロファイルフォルダ内(%APPDATA%\Extract_Images)に保存されます。これにより、C:\Program Files のような保護された場所への書き込みを防ぎ、安定した動作を実現しています。
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アンチウイルスソフトによる警告の可能性:
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本アプリケーションは安全なものですが、一部のアンチウイルスソフトが、インストーラーや実行ファイル(Extract_Images.exe)を「未知のプログラム」として警告を表示する(誤検知)可能性があります。その際は、一時的にアンチウイルスソフトを無効にするか、本アプリケーションを安全なプログラムとして例外設定に登録してください。
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大量・大容量ファイルの処理:
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数百ページに及ぶPDFや、非常に多くの高解像度画像を含むファイルを処理する場合、完了までに時間がかかることがあります。処理中はプログレスバーやログが動いていれば正常に動作していますので、応答がないように見えても、完了するまでしばらくお待ちください。
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4. インストールとアンインストール
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インストール:
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配布された Extract_Images_setup_v5.exe をダブルクリックし、画面の指示に従ってインストールを進めてください。デスクトップやスタートメニューにショートカットが作成されます。
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アンインストール:
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Windowsの「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」の一覧(またはコントロールパネルの「プログラムのアンインストール」)から「Extract_Images」を選択し、アンインストールを実行してください。関連ファイルはすべて安全に削除されます。
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5. バージョン履歴
- 6.0.X 2025/09/19 文字化けを修正。
- 5.2.X 2025/09/19 軽微な不具合を修正。ウェルカム画面の導入、動的なUI切り替え、設定ステータスバーの追加、レイアウトの再構成。UTF-8世界標準の形式で統一
- 5.1.X 2025/09/19 メインUIの簡素化。メニューバーの変更。専用ウィンドウを新しく作成。このバージョンは非公開。
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5.0.X 2024/09/18 公開
パッケージ版です。最新バージョンのダウンロードは → こちら
・・・え? テキストも欲しい? 画像の形式変換ソフトも欲しい? え? マジ? ついでに? ・・・oh
こちらのアプリは適当に作ったのでパッケージもしていません。そのままご使用くださいね。多分大丈夫なはず↓
MultiText Converterのダウンロードは → こちら
Image Converterダウンロードは → こちら
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